私が高校を卒業し就職しましたが、仕事が終わると友達と朝まで遊びに行くような生活が続いていました。
朝に帰ってきて眠る時間もあまりなく仕事だったので一日眠くて苦労しました。
でも遊びが楽しくてなかなかやめることができませんでした。
そんな時、弟が飲み屋さんで働くようになり、歌ったり踊ったりお客さんの唄を盛り上げたり、友達と遊びに行ってみるとその店内の雰囲気や盛り上がりにワクワクしました。
自然の流れで店長含め、店員さんに「弟の兄貴である」と紹介されました。
話はトントン拍子でバイトに誘われました。
飲み屋さんで働いたことはなかったのですが、遊んでいるよりはよいかと週に3日ほど行くようになりました。
8個のテーブル席に5席のカウンター。お客さんも次から次にきてくれ、朝まで大盛り上がりでした。
人と話す事はあまり得意ではなかったので、最初の頃は灰皿交換やお客さんの飲み物の注文、カラオケの入力などをやりました。
段々にですが、先輩や弟に連れられてお客さんの席について接客するようになりました。
自己紹介から入り世間話に笑える話、悩み、愚痴を聞くなどをしました。
お客さんによっては、毎日のように来てくれる方もいたので、段々慣れてきました。
お酒の席だったので、お客さん同士喧嘩になってしまうこともあり、どちらの味方もできず、なだめる方法に悩みました。
その日のうちに解決すればいいのですが、長引いてしまうこともありました。
そんな時は、後日に一方のお客さんが先に来店しているときに後から来たお客さんに説明するのがとても苦労しました。
怒って帰ってしまったお客さんもいて、そんな時は時間をおいてゆっくりでも仲良く戻っていくように接客したのを覚えています。
強引に仲直りさせようとすると、余計に悪くなってしまうこともあるからです。
自分とお客さんだけの話だけではなく、多くのお客さんや店員やお客さん同士の話題や人間関係を踏み込まず、絶妙に距離をとるのがとても苦労しました。
でも、その苦労は今の私には大きな経験になったと思っています。
プログラミング PC おすすめ