最大の原因は、自分自身に本物の自信がないことです。
生まれ持った脳の器質的な影響は、ほとんどないとも考えても良いです。
なぜなら、脇見恐怖症を発症する人の多くは、周囲と競争する必要が出てくる学生の時期であるためです。
タイミングとしては、高校生のときが一番多いです。
反対に、幼稚園や小学生の時に脇見を発症することはありません。
ましてや、脇見恐怖症の人に、赤ちゃんや老人はいません。
思春期となり周りの目を意識するようになり、周囲と比較して自信を失うことがきっかけとなります。
『見たくない方向に目線が散ってしまう』 『脇見の視線が伝わらないか気になる』 『電車や学校の教室で目線の置き場所に困る』
脇見の感覚は、人に説明することが難しく、それゆえ症状の辛さを理解されません。
また、脇見恐怖症の原因は、他人ではなく自分自身にあるため、自己嫌悪にもなりやすくなります。
とはいえ、脇見恐怖症は、結局のところ『自分に自信がない』ことが原因であるため、本物の自信さえつけば徐々に克服することができます。