自賠責保険では、保険料は車検の期間と合わせて一括で支払われます。
しかし、車検を取得した直後に車を売却する場合、支払った自賠責保険の保険料はほとんど使用されないことになります。
こういった場合には、保険の残り期間に応じて自賠責保険の保険料が還付される仕組みがあります。
自賠責保険の保険料を還付する手続きには、以下の書類が必要です。
まず、一時抹消登録証明書のコピーまたは登録事項等証明書が必要です。
さらに、自賠責保険証の原本、所有者の印鑑または認印、および還付金を振り込むための口座情報も提出する必要があります。
全額ではありませんが、支払った保険料は返金されるため、手続きを忘れずに行いましょう。
自賠責保険とは別に、任意保険というものが存在します。
任意保険は加入義務はないものの、自賠責保険では賄えない補償を多く受けることができるため、多くの人々が加入しています。
任意保険は自動的には解約されませんので、車を売却する際には自分で解約手続きを行う必要があります。