起業を成功させるために大切なこととして、僕は3つあげた。
1.起業の動機を明確にする
2.事業計画を立てる
3.信頼できるパートナーを見つける この3つである。
これらはどれも基本中の基本だ。しかし意外とできていない人が多い。
僕が思うに、なぜできないのか？というより、そもそもそんなことを考えたことが無い人がほとんどなのではないかと思う。
というのも、よくよく考えてみれば分かるのだが、例えばサラリーマンをやっていたら自分のやりたいことなど考えない。なぜなら仕事は仕事であり、そこには給料をもらうための理由があるからだ。
しかしビジネスとなると違う。お金を稼ぐために仕事をしているのだから、その動機は明確でなければならないし、逆に言えば明確な動機がないとビジネスも成功しないということにもなる。
そして次に2番目の事業計画だが、これも当たり前といえば当たり前のことだと思う。自分が何をしたいのか、何のためにやるのか、目的がなければ事業は続かない。なので事業計画は当然必要になる。ただここで問題なのは、事業をやろうとしても、まず最初に立ち止まってしまうことだ。なぜなら事業のアイディア自体が浮かばないから。それはなぜか？と言えば、大抵の場合において、起業の前に大きな壁が立ち塞がっているからである。つまり、お金の問題である。起業しようと思っても、先立つものがなければ何も始まらない。
ということで、今回からは起業のための具体的なステップについて書いていきたいと思っている。次回は実際に起業するための手順を解説していこうと思う。
今回は前回の続きで起業するための準備について触れておきたい。前回も述べたように、起業するには色々と準備がいる。では具体的にはどのようなことをすればいいのか？という話だ。
1）資金を用意する（銀行口座を開設するなど）
2）会社を立ち上げる 3）店舗を構える 4）商品を作る 5）営業を始める 6）利益を出す 7）税金を納める 8）事業を継続していく 9）次の展開を考える 10）起業後のトラブルに備える という流れが、一般的に言われている起業するための流れとなる。これを順番に見ていくと、1）〜6）までは特に問題なくできるだろう。問題は7）〜9）までの段階だ。まず8）に関しては、既に起業した友人などに相談したり、本を読んだりセミナーに参加したりと知識をつけることはできるはずだ。
信頼できるパートナーを見つけることとは、そういう意味ではもちろん重要なことだ。しかしそれとは別に、自分一人で起業する場合にも必要なことがある。それが何かと言うと、信頼のおけるアドバイザーの存在だ。起業をする場合には、誰かにアドバイスをしてもらえる環境が必要だ。なぜなら基本的に起業というのは、誰にも相談せずに行うことは極めて難しい。もし仮に起業しようと考えた時に、誰に相談するかによっても結果は大きく変わってくるかもしれない。まあそれは個人差もあるとは思うので絶対ではないけれど。ただそれでもやはり専門家の存在は重要だし、その人の意見を聞くことは必須と言えるだろう。
さて、ここからは具体的にどういった人がおすすめなのかを解説していきたいと思う。まずは最も身近で頼れる存在としては家族が挙げられる。親であったり兄弟姉妹であったり、そういった近しい関係であれば気軽に話をすることができるし、何より話しやすいという点は非常に大きい。ただし気をつけなければいけないことが一点ある。それは、必ずしも親から言われた意見が正しいとは限らないということだ。何故なら家族の価値観とは、基本的には親の価値観をそのまま継承していることが多いからだ。故に身内の意見が全て正しいというわけではないし、むしろ間違っていることもある。
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